英語力を伸ばしたいと考えている方に向けて、私の経験を基にどのように学習を進めてきたかをご紹介します。
英語力を伸ばすには単語や文法の「暗記」が欠かせません。色々な暗記方法がありますが、私がやったのは「読んで暗記」をするという方法です。当たり前と思える方法ですが、以下で具体的に説明していきます。
1.繰り返して記憶に定着させる
私が大学受験の際に実践した英語の勉強法は繰り返して英語文法のテキストを繰り返し読み、記憶する方法です。これをやったことで英語の基礎力が大幅アップしました。センター試験の英語は9割正答でき、180点でした。
テキストの中身としては、文法を例文を使って説明しており、関連する穴埋め問題も同じページにたくさん載っているものを使っていました。文法の説明だけではなく、例文や問題が多く含まれるというのがポイントです。たくさんの例文を覚えることによって、英文を読む際に構文を考えなくても読める文が増えます。
1-1 内容を理解する
まずはテキストの内容(文法や単語も含め)を理解します。そして1冊のテキスト全体の理解を完了させます。
ここでは文法や、知らない文法や単語を「知る」ことに注力します、暗記しようとしなくてかまいません。
私の使ったテキストは400ページほどのものでしたが理解することを完了させるのに1か月ほどかかりました。
若干理解が怪しいところがあっても、次のステップに進んでください、以下の暗記の方法を繰り返しているうちに自然と理解が深まります。
1-2 繰り返し見て記憶する
理解できたところで、次に記憶するステップに移ります。
ポイントは「大量に、一気に目を通し(見る)、短期間で繰り返す」ことです。
英語の構文だけではなく、1ページに書いてあることすべてに目を通していきます。構文の説明であったり、文法の説明、それに付随する例文等も全て読みます。
具体的には、400ページのテキストを2日間で目を通します。
一日目にはまず前半の200ページを読む。
二日目には残りの200ページを読む。
三日目にはまた前半の200ページを読む。
ということを繰り返します。
この繰り返しによって読んだ内容全てが記憶に定着していきます。
感覚的には「脳に刷り込まれる」感じです。
1-3 完全に暗記するまで繰り返す
2日に1回は同じ情報を頭にいれていくことになります。最初のうちはすべてを読み終えるまで数時間かかることになりますが、続けていくうちに200ページを30分ほどで目を通せるようになります(ここまでできるようになるまで2か月~3か月後のイメージです)。
結果、3か月経過するころには、試験で高得点を取れるようになります。
2. 繰り返しが効果的な理由
人間の記憶は1日経つと34%しか残らない※という忘却曲線を見たことがあると思います。
この忘却曲線は、忘れないうちに、また記憶することを繰り返すしか、記憶が定着する方法は無いということを説明しています。
画像参照:https://oreno-zyuken.com/technique/ebinguhausu/
3.まとめ
最後にこの方法で英語力をアップさせた、私自身の大学受験の経験を以下にまとめておきます。
取り組みの最初の頃は理解できてないところがあるので、引っ掛かりながら読んでいくのでかなり時間がかかりました。(最初は200ページ読むのに8時間ぐらい。)
当時、浪人生だった自分には時間がたっぷりありましたので、ひたすらこの方法でテキストを読み込みました。2週間、3週間とやっていくうちに、読む時間が徐々に短くなり、記憶できていることを実感できるようになり、、
最終的には200ページを30分程度で読めるようになりました。
ここまでくると、ほとんど記憶しているので、流し読みしている感じでどんどんページをめくれるようになります。(速読してる感じです)
開いたページの最初の単語を見た瞬間に、頭の中にページのイメージ画像が浮かぶようになります。
文法はもちろんのこと、例文、単語等も全て頭に入った状態になります。
その後は過去問等を解いていきましたが、スラスラ理解して回答できるようになります。
大量の情報を一気に頭に入れて、繰り返す。これが私がやってきた英語の上達法です。
以上、英語力を伸ばしたいと考えている方に向けて、私の経験を基にどのように学習を進めてきたかをご紹介しました。
(※正確には節約率ということなのでこの解釈は間違ってるらしいのですが、そこは本質ではないので詳細は省きます。記憶したものはすぐ忘れる、という説明のために使いました。)
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