シャドーウイングのやり方 1

リスニング能力を上げる(=英語の発音が音として認識できる)、英語の発音ができるようになるためにはシャドーウイングが必須です。今回はシャドーウイングのやり方について、以下サイトを参考にさせて頂きながら自分の経験も交えて紹介します。シャドーウイングには2段階あり、1段階目のプロソディーシャドーウイング(音マネ)について紹介します。(2段階目のコンテンツシャドーウイング(意味理解)については別途扱います。)

出典:シャドーイングを10年続けた私が、正しいやり方と継続のコツを教えるよ!

シャドーイングとは、文字通り「影」のようにお手本の英語の後をついて発音していくトレーニング法です。たとえば、

(手本)   The predecessor gave a new manager a clap on the back.

(学習者)     The predecessor gave a new manager a clap on the back.

といった感じで、英語の音声を聞きながら、そのすぐ後ろを影のように追いかけて英語を発音していきます。

始めてシャドーウイングをする場合は、日本語のニュースのアナウンサーの発音に続いて、日本語で後追いで発音してみてください。聞きながら、直後に発音をする、発音している間も聞いて次の音を拾いながら、発音するという作業を繰り返します。最初は頭を使うので大変と感じると思います。

次に英語のシャドーウイングをしてみてください。ポイントは聞こえてきた音をそのまま発音するという点です。テキストは見ずに、純粋に聞こえてきた音をまねてみてください。意味が分からない場合はテキストが難しすぎますので、レベルを下げてください。

私はTOEICの学習中ですが、リスニングセッション全体をシャドーウイングしています。不明な単語は事前に理解しておくことで、今まで聞こえていなかった音が聞こえるようになり単語として理解できるようになり、発音も覚えられ、一石二鳥です(音マネと意味理解の処理を同時に行ってますので、プロソディーシャドーウイングとコンテンツシャドーウイングの両方が含まれます)。シャドーウイングの対象としては、今あなたが学習しているテキストを使って行うのがお勧めです、最近のテキストは大抵は音声付になっていますので、活用しましょう。

以下が学習を続けるためのポイントとして紹介されていますので、まとめていきます。

1.簡単な教材を使って

2.自己流の発音を捨ててモノマネに徹し、

2.ながら勉強で長く継続すること

1.テキスト見なくても理解できる簡単なものから始めることが重要。聞いた瞬間に頭の中に単語が浮かんでくるぐらいの簡単なものからシャドーウイングすることで、わからないというストレスから解放されて、繰り返し取り組むことができます。

2.テキストを見ながら発音すると、自己流の発音になってしまうので、聞こえてきた音を再現(=モノマネ)することに徹する。日本語とは異なった口の動かし方をするので、口周りの筋トレをしている感じになります。続けているうちに自然な発音ができるようになります。

3.電車や車に乗っている移動時間にも行えるのがシャドーウイングです。電車では発音せずに口を動かすだけでも効果があります。今は皆さん、マスクしてますので、人前で口を動かしていても気づかれないので、やりやすいですね。

以上、シャドーウイングのやり方について紹介しました。まずは英語の音が聞こえて、同じ発音ができるようになるまで繰り返し訓練してください。意味を理解できるようになる方法は別途、 コンテンツシャドーウイング の方法で紹介します。

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