今回はTOEIC問題の速読のための学習方法についてご紹介します。Reading部分は全体で75分あるのですが、特にPart7は短時間で大量の英文を読んで、設問に答える必要があります。対策方法としては精読をした後に繰り返し読んで記憶するということです。
Part7に割ける時間は55分程度で、54問あります。つまり1問/1分のハイペースで解いていく必要があります。Part7の文章数の構成としては以下です。
1文章:10問
2文章:2問(2×2文章=4)
3文章:3問(3×3文章=9)
これらの文章を読み切って、回答するためには最低でも150 (words/minutes)程度は必要と言われています。初見の英文をこのスピードで読んでいくというはなかなか大変です。
TOEICに絞ったトレーニングの仕方としては、以下をお勧めします。
①まずはじっくり読んで、不明な単語を調べて、文章全体を理解する(精読)
②そのうえで、スピードを意識して読む練習をする。ただ読むだけでなく、英語のまま理解していくこと意識する(早く読むと、単語を拾っているだけになりがちなため)
③繰り返し読むこと。お勧めはPat7の全てを毎日読むことです。数週間で、ほぼ暗記してしまうので、読む速度がどんどん上がります。
①~③を行うことで、結果的にTOEICで出てくる単語や、言い回し(文章の型)も自然に頭に入ってきます。本番の試験で全く同じ文章が出るということはありませんが、模試を使って訓練しておくことで、先述の理由から本番の初見の文章でも読む速度を上げることができます。
以上、速読のための学習方法についてご紹介しました。
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