英語を諦めていた人に贈る学習のコツ

英語学習で挫折しないためのコツについて、以下の記事を参考にご紹介します。

1.　ヒアリングから入るのがいい
2.　続けること
3.　異なる環境に身を置くことで覚醒を促す

１．ヒアリングから入るのがいい

英語のネイティブスピーカーである記事の筆者が日本に来て、友人とコミュニケーションをとる際に、友人が話す日本語が聞き取れず、また筆者が話す英語を日本の友人が聞き取れないため、話が通じなかった。従って、まずは聞けるようになることが意思疎通の最初の一歩である。

ヒアリングの力を高めるときのポイントは「英語を英語のまま理解する」こと、教育で英語を学習した日本人は英語から日本語に訳すようになっている。しかし、「英語を英語のまま理解する」には「シーンと一緒に覚える」ことが必要。

1つ例を挙げると、かつて人気を博したアメリカのドラマ「フレンズ」で主人公のレイチェルが嬉しそうに「Guess What! Guess What!」と言ってみんなのところに来るシーンがあります。このシーンをみれば「Guess what」とはこういう時（何かうれしかったことがあり、みんなの注目を集めるためにすこしもったい付けている）に使うと理解できますね
https://toyokeizai.net/articles/-/322069?page=2

お勧めの教材としては

・PodcastのESL（English as a Second Language)　非英語圏の型の学習用

・Youtube：英語字幕を自動生成してくれるので、リスニングの補助として使う。

好きな俳優のインタビューやスポーツの動画などを、中身を丸ごと覚えるくらいまで繰り返し見る。

2.　続けること

筆者は20年日本に居て、日本語を使えるようになっている。自慢は20年間、日本語を日々学習していて、都度、意味の分からない日本語を書き溜めてきたメモが、PCを変えるタイミングでも引き継いで更新を続けていること。

英語とダイエットを比較して、どちらも続けるのが難しいものとしています。ダイエットはやめると元に戻りますが、英語（日本語）の学習は不可逆的なもので、やればやっただけ、蓄積されていく。英語教材でよく使われる「〇〇日間で完全マスター」とか「すぐできる〇〇英会話」等は単なる宣伝文句であると認識するべきで、長い時間かけてできるようになるのが言語学習であると説いています。

3.　異なる環境に身を置くことで覚醒を促す

結果がでないスポーツ選手が、何かのきっかけで急に結果が出るようになることがあるが、これはトレーニングを欠かさずに続けている上で成り立っていること。きっかけは、学生にとっては高校、大学の進学であったり、社会人にとっては例えば海外出張等がある。

海外に行って、英語を聞く必要がある場面に追い込まれた場合に、学習をずっと続けてきた人は聞きとれるフレーズがどんどんつながって、「わかる」という一種の覚醒を体験できる。ただし、覚醒できる人は準備をずっと続けてきた人である。

言語の習得は時間がかかるものなので、一度辞めても、自分を許す寛容さをもって、自分のペースで気長に続けることが大事。

以上、まとめでした。

ヒアリングから入るというのは良いと思います。興味のある分野の動画をYutubeで検索してみて、その場面で起きていることを目で見て、イメージを頭に焼き付けながら英語を聞くことで、「英語を英語のまま理解する」ことができるようになります。好きな分野を選んで、とにかく繰り返して見ることをお勧めします。10回、20回と見るうちに使われているフレーズと画像が結びつきます。

「続ける」ことは英語学習の上で最も大切な事です。地道に続けていって、少しづつ聞き取れるフレーズが増えたり、何度も調べた単語がいつの間にかわかるようになっていたり、とにかく続けることで英語が頭の中に入って、蓄積されるようになります。

記憶したものはすぐに忘れるのが人間の脳の仕組みです。繰り返し復習することで、あなたの脳に定着します。以下で脳科学を基に効率的に学習を進める方法を紹介していますので参考にしてください。

最後に「覚醒」についてですが、何かのきっかけで、「実は実力がついていて急にわかるようになることがある」ということです。私自身の例で挙げるとすると、Phonixを知って、英語の文字と英語の音が結びついてから、ヒアリング力が一気に伸びた感覚があります。

英語の発音が聞き取れるようになり、自分の口が発っする音も英語の発音にすることができるようになります。ヒアリングが苦手だと感じている方はPhonix（フォニックス）を体得されることをお勧めします。Phonixを体得することで、英語を聞ける耳を育てると同時に、英語の発音もできるようになります。Youtubeでいろいろと出ていますので、検索して学習してみてください。

以上、英語学習で挫折しないためのコツについてご紹介しました。