英語の動画を視聴するときに、字幕をつけてみる場合、「日本語字幕」と「英語字幕」がありますが、あなたはどちらを選択していますか? 学習効果が高いのは「英語字幕」です。裏付けと効果的な学習法について以下サイトを参考にしながらご紹介します。
出典:英語学習には「日本語字幕」と「英語字幕」のどっちが効果的?
以下の研究調査により、英語字幕の方が学習効果ありが明らかになっています。
同志社大学の植松茂男教授(論文発表当時は摂南大学教授)の「メディア教育研究」の第1号「DVD映画教材利用時の英語字幕が英語学習に与える影響について」によると、すでに「英語字幕」が英語学習に効果があることが明らかになっています。
レベルによって使い分けるのがおすすめ
「英語音声 + 日本語字幕」で内容を理解しよう
音声に慣れたら英語字幕に変えよう
最終的には字幕なしで視聴しよう
動画を使った学習の方法として、最初は「英語音声+日本語字幕」を使って内容理解する。
次に慣れてきたら英語字幕で見る、内容は理解できているので、英語の発音と文字を追ってみることでリスニングできるようになる。英語の発音と文章が結びつくようになると、徐々にリスニングが楽になってくる。
最後に字幕なしで視聴する、聞き取りがどの程度できるようになったかをチェックするために行う。自分がどれだけできるようになったかを確認することで、モチベーションを維持できる。
映画・海外ドラマ・動画で英語学習するコツ
シーンごとに分けて学習する
まねして言ってみる
語彙力・文法力・読解力を強化する
まとめ
動画で学習するコツは以下
シーンごとに分けて、長くても5分程度に納めること、長すぎると負担が大きくなり、イヤになって続けることができなくなるため。
学習の際には知らない単語やフレーズを調べて、単語帳を作っていく。大事なのはわからないことを、わからないままにせず調べること。
次に、まねして言ってみる。役になり切って発音を「歌を歌うように」音をそのまま、まねすることがポイント
英語字幕を見て理解できない場合は、脳内の処理が追いついていないからで、語彙力、文法力、読解力を上げていくことでリスニングして理解もできるようになる。
「わからないことをわからないままにしないことと」、「使ってみる」ことがポイント。
以上まとめでした。
映画や有名人のインタビュー、Youtube等、手軽に字幕付きの動画を視聴できるようになっているので、リスニング力やスピーキング力を上げる手段として使っていけると思います。
ポイントとしては自分の好きな作品や、好きなアーティストの動画を見ることです。好きなものであれば、どんな事を言っているのか、英語でどうやって表現するのかという興味がわきますし、「なるほど、こういう表現なのか」と納得すると、新しい発見のようでうれしくなります。その積み重ねで楽しみながら、続けやすくなります。
繰り返して動画を見て、理解を進めることが大事で、特に「わからないことをそのままにしない」というのは学習する上での基本ですが、わからないことが1つづつ、わかるようになって、使ってみて、修正してということを繰り返していくうちに、その表現がいつの間にか自分の言葉として出てくるようになります。
「歌うように真似してみる」というのは、かなり大事なポイントです。子供が言語を覚える過程で親の発音を真似しながらしゃべれるようになるのと同じです。恥ずかしがらずに、歌を耳コピーする感覚で聞いた音をそのまま発音してみましょう。
真似をしているうちに、聞いた音がどういう単語なのかが直感的にわかるようになってきます。これによって「リスニング→理解する」という力も同時ついてきます。(シャドーイングに近いことをやっているので、リスニング力と発音する能力の両方が上がります)
以上、動画視聴時に学習効果が高い「英語字幕」の裏付けと、効果的な学習法についてご紹介しました。
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