単語の暗記は単調になりがちで、人によっていろいろなやり方があると思います。繰り返すことで、記憶に定着させていく必要がありますが、高校生のねねむるさんが英語の学年順位を100位上げたという方法を紹介します。最後に私が学生時代にに実践し英語力を上げることができた方法(「テキスト一冊まるごと暗記」)も合わせて紹介します。
英語好きのねねむるさんが学年成績を100位上げた方法が以下です。1つ1つ紹介していきます。
1、英単語を1個2秒で覚える
「英単語は2秒で覚える」英語の学年順位を100位上げた驚異の勉強法
2、覚えづらい単語は語源を使う
3、何を書いてもよいノートで印象に残す
1、英単語を1個2秒で覚える
実際の単語の覚え方は、1つの単語を「2秒見て、英語発音も同時にする」という方法です。この方法で1日に100個の単語を覚えます。更に、50回程度繰り返すとほぼ完全に記憶できるというものです。
2、覚えづらい単語は語源を使う
覚えづらい単語は英語の語源を使って覚え、具体的には『英単語の語源図鑑』(かんき出版)を使ったそうです。
rememberであればre(再び)とmen(心)に分けることができて、意味を深く理解することができということです。
3、何を書いてもよいノートで印象に残す
丁寧にノートを作るのは時間がかかるので、手軽に、試験に出そうなワードを書いたり、絵を使って印象に残す方法です。
まとめと「テキスト一冊まるごと暗記」法
単語の暗記は英語の勉強の中では避けて通れないものです。単語だけ記憶しようとすると、すぐに忘れますし、なかなか定着しないです。
「2秒で覚える」というのはインパクトのある表現ですが、実際には2秒で覚えても次の日には忘れてしまいます。そこで大事なのが繰り返すことです。
50周繰り返すころには完璧に覚えられるとありましたが、私が学生の頃も似たような方法で英語の成績を一気に上げることができ、センター試験(現:大学入試共通テスト)の英語は9割正答することができました。
「テキスト一冊まるごと暗記」の方法
英語の構文や文法の説明が載っているテキストを1冊(400ページ程度)を「目で見る」ことを「繰り返して」覚えました。最初の200ページを1日で読み、次の日に残りの200ページを読みます。3日目にはまた最初の200ページに戻る ということを繰り返します。
一気に大量に繰り返して見る ことで記憶に定着させます。
ポイントは文法や構文の説明で使われている例文をそのまま暗記してしまうことです。また、文法の説明で日本語で書かれている内容も暗記の対象としています。
「テキスト一冊まるごと暗記」によるメリット
・文法の説明が頭に入るので、文法問題が簡単に解けるようになる。
・例文をたくさん記憶することで、文法の型(SVO、SVOC等)が自然に理解できるようになり、英文を読む力(読解力)がつく。
・複数の例文を記憶することで、単語力が上がる。
単語だけ暗記するのではなく、文法や構文を丸ごと覚えることで、英語力全体が底上げされるイメージです。すべて記憶するのには2~3か月かかりましたが、センター試験(現:大学入試共通テスト)の英語は9割正答することができました。
以上、英単語の記憶法と私が実践した「テキスト1冊丸ごと暗記」について紹介しました。皆さんの英語力アップに役立ててください。
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